2024年10月21日

10月19日阿武町ジャズフェスティバル

10月19日

6時起床
野菜スープと生活クラブに海老入り海苔巻き
緑茶
7時半出発 羽田空港に9時前着緊張マックス。
eチケットで機械記入搭乗券、荷物を自分で搬入ケースに入れる.保安場を通って搭乗口に行って一安心.メンバーが次々顔を見せる。
ANA10時半ごろ遅れて離陸、青い海を見てとうとうここまで無事に来られたと感無量。


メンバー全員元気で飛行機に乗っている。
私は隣の席のLuis Valleといろいろな音楽の話をした。
前線の影響で飛行機は揺れた。
山口宇部空港12時過ぎ着、着いた着いた。
阿武町ジャズフェスティバル実行委員長と田村さんお迎え有難うございます。
マイクロバスに乗って一路日本海側へ。
1時間半、萩市を通って阿武町着。
実行委員会皆さんが出迎えてくださって嬉しい。
増本義隆プロデューサーとハグ!
やっと来ました来ましたよ。
何十年も前、萩高校同窓会ゲストにFRV!が呼ばれて、私はイタリア旅行の後サルモネラ菌中毒で入院してリーダーなのに行けなかった。大変にご迷惑をおかけした。
今回はコロナ感染せず、胃の具合も悪化せず足指痛まず、左手人差し指へバーデン結節悪化せずになんとかたどり着いた。
増本さんと皆さんにご迷惑をかけずに皆一緒に来られた。
さあここからだ。
お弁当をみんなで頂いて、それからまずFRV!バンドリハ。


遠藤律子piano 五十川博bass 岩瀬立飛drums 
佐藤唯史percussion Luis Vallle trumpet
中路英明trombone
人数が多いのでピアノの音が間接的に聴こえる。これを音響の方に伝えてピアノの音が立つようにして頂き良い音になって感謝。
サクッとリハーサル。
そしてNORA SUZUKI from Orquesta De La Luz リハ。
リハは順調に進んで時間通りに終わった。
二人で話をしながらお化粧着替え。
NORA歌手は良い人だ。
優しくてあたたかくて明るくて気配りする。
18時30分定刻開演。
満席満員御礼。
当日朝チケットをお求めの電話が複数あったとの事で勿体ない事。
第一部
No Tiene La Letra
出だしが一小節目の一拍目に全員でガン!と音を出すメロディで超パワフルに始まる新し目のキューバ曲。中路英明トロンボーン奏者がジャズらしいコード進行の部分にのアドリブをまろやかに粋に吹いてキューバ出身のLuis Valleがご機嫌なラップでご挨拶楽しい。佐藤唯史パーカッション奏者の大ノリソロで熱いラテンの炎が燃えて全員でカットアウトのエンディング。
会場から大歓声大拍手、嬉しい嬉しい。
Mrs.Robinson 
トランペットとトロンボーンがずっと3度でハモって始まるルンバアレンジのこの曲はサイモン&ガーファンクルのハモリをそのまま二人が吹いている。私とLuisのアドリブソロの後岩瀬立飛の低音の鳴りがかっこいいドラムソロがリズムのパターンに乗って展開する.その後ジャジーなセカンドメロディがあってテーマに戻るとだんだん消えゆくルンバの響き。
我ながらいい感じのアレンジだと思うのはみんなの演奏力あっての事。
Ticket To Ride
ビートルズの有名曲。
岩瀬立飛ドラマーの編み出した楽しいファンキーなリズムにみんなで乗って元気なテーマ、歌詞も歌ってアドリブに突入 中路Luisの丁々発止のアドリブトレードから古いスイングに展開 元に戻って最後のテーマ、うまく行った!
会場の熱気どんどん熱くなる。
A Case Of You
ジョニミッチェルの美しい美しい曲.知られていない曲だが皆さんにお聴き頂きたくて選んだ。ピアノがメロディとアドリブを演奏してトランペットとトロンボーンを美しいメロディをクラシカルな3度でハモって吹奏楽のような雰囲気にした。
Move Over
FRV!最後の曲。出だしからメレンゲの楽しい面白い嬉しいリズム。ピアノメロディ続いて管2本、ベースも全員同じメロディを演奏する迫力。アドリブソロは五十川博ベーシストがステージ前に出てきてかっこいいの極致!
大人のミュージシャンがここぞと見えるフレットレスベースのファンクソロ、最高だ。
続いて管二人のアドリブソロで厚みをまして、
そして岩瀬立飛佐藤唯史超名人二人の総力打楽器ソロは無双だ。
時間もピッタリ収まって全員の良いところが十二分に生かされて発揮された演奏リレーのライブになった。
演奏後拍手を浴びながら全員ステージ前に並んで一同礼!
バンド冥利に尽きるこの濃い50分幸せ。
ノリが最高のお客様方に勇気を頂きご一緒の時間を過ごせて良かった。
有難うございます。
15分の休憩。
第二部
バンドが定位置について、リズムが始まって私はNORA from Orquesta De La Luz!と呼び上げた。
濃いピンクのスパンコールドレスで美しいNORA歌手が踊り出て一気に華やかになったステージ。
It Don’t Mean A Thing
エリントンナンバーがサルサになってCoroCantaコーラスと歌の応酬がサルサの醍醐味。会場クラベの拍手で賑やかだ。
Luis が大きな声でCoro、私も参加した。
Montunoを弾きながら歌うのは難しい。
最初の歌大成功、素晴らしい。
大拍手で迎えられたNORAさん、お客様に感謝の言葉。良い人柄を感じる。
Overjoyed 
NORAさんが好きだというスティービーワンダーの曲.エレガントなピアノメロディのイントロから始まるエレガントな曲。太くまろやかな豊かな音色のアルトヴォイスは曲を豊かにする。Luisの美しいソロ、ほっとする素敵な曲になった。
シルエットロマンス
大橋純子のヒット曲。サルサにピッタリ。
切なさに涙、心一杯アドリブソロピアノ。
管二人は小さいパーカッションで参加。
スペイン語と日本語混ぜて嬉しい歌唱。
Sabor A Mi
エレガントなラテンスタンダード曲
イントロからロマンティックで感動。
この曲この歌で踊りたい。
会場はラテンクラブの雰囲気に包まれた。
佐藤岩瀬チームの綺麗なサウンドいいなあ。
途中chachachaになるのが洒落ている。
自分で弾きながらみんなの音と歌唱にうっとりしていた。
Spain
LuisのスパニッシュなヴァースからNORAのパキパキヴォーカル、総力演奏に突入。
アドリブソロを 2コーラスずつ全員で回して熱気とスピード感と切なさとなんとも言えない音楽の魅力を皆さんに捧げる演奏になった。
バンドの音圧に負けない分厚いサウンドを持つヴォーカルこれがワールドクラスなのだと知る。NORAさんのデラルスは世界での人気が勝ると言う。
パワーと熱情、彼女曰く、血が騒ぐ。
それだそれだ。
私も自分の演奏をそれを頼りに続けて来た。
演奏しながら頭の中をたくさんの感情が駆け巡った。
第二部は大歓声の中終了した。
アンコール
NORA再登場。
増本プロデューサーリクエストの曲。
デラルスと言ったらこの曲でしょう。
Salsa No Tiene Frontera
サルサに国境はない。
NORA作曲の明るい歓びに満ちた歌。
coro の練習をしたのだがmontunoの練習をして同時に歌とピアノが難しかった。
また一緒にやってみたい素敵な歌。
そして続いてキューバのリズムが始まってNORAさんと私のコーラスでかごめかごめ。
妖気漂うフュージョンだ。
そしてリズムはロックになってずいずいずっころばし。今日は2管なのでCD「Will You Love Me Tomorrow 」収録のアレンジになって大いに嬉しい。自分のアレンジだが不思議なフレーズとサウンドだ。会場を見ると皆さんが歌っている。日本のスタンダードだ。
転調したところで私とNORAさん階段を降りて会場へ。練り歩きだ。握手を求める手が出て嬉しい。みんなで歌って手拍子してバンド全員張り切って最後の演奏アッチェルアッチェルですごいことになった。ラストはいつもの三本締め阿武町ジャズフェスティバル20年おめでとうございます。
終わった。
安堵そして寂しい。
CD販売しながらお客様とお話しする。
今まではオーソドックスなジャズのフェスティバルだった。今回は毛色が変わった趣向の出し物だが喜んでくださったことがわかって一安心
ジョニミッチェルのCase Of Youの入ったCDをお求めの方、これは嬉しい。
トリオのCDもたくさん購入頂き感謝。
お客様がお帰りになった後コンサート制作に関わった方々とバンド7名がステージで記念撮影。
今日のこの時まで皆さんが力を合わせて素晴らしい贅沢なステージに私達を上げてくださった。
誠に誠に有難うございます。
ポジティブな考え方で進行させれば上手くいく。しかし今回私は体調が足を引っ張る状態で、これは若い頃とは違う苦労だった。
1週間前からは胃の絶不調で行けなくなるのではと言うのが心配事だった。
しかし演奏しているとどこも悪くない元気そのもの。
この頃毎回そうなのだが心配と体調不良でネガティブになるのだがその場に来てしまうと楽しく大ノリになる。
仕事準備を手伝ってくださる方、段取りをお世話くださる方プロデュースしてくださる方がいればなあと思う日々だ。
萩市までマイクロバスで戻ってホテルにチェックイン後すぐに魚民で打ち上げ宴会。
お店に入ると大勢の方々が参加して賑やか宴会になった。
五十川博ベーシストがアメリカロックポップスにも詳しくてVillageマスターの増本義隆さんと暑い音楽談義ん花が咲いた。

私はNORAさんとたくさんお話しして、嬉しい時間になった。

いつもはライブの後、車で来ている人もいてお酒も飲めず皆すぐ解散しているので、こういうゆっくりできる時間が有難い。

増本さんの高校同期の方々もたくさんおいでくださって挨拶をした。

同窓会ライブに欠席してしまったのでこうして時を経ているがお目にかかれてよかった。

宴会はずっと続く勢いだったが、12時過ぎにお開き。

コンサートのステージに皆で元気で立てたこと、そしてお客様にトロコンでいただく演奏ができたこと、頑張ってよかったよかった。

翌日も早いのだがなかなか寝られなかった。

今日お目にかかった全ての方々に感謝感謝。

ミュージシャン皆、素晴らしかった、感謝。

10月27日三鷹ナチュラル遠藤律子ピアノソロライブ

10月31日鎌田エスパッソブラジル遠藤律子ピアノトリオ夜ライブ

皆々様、お出かけどうぞよろしくお願いいたします。

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