2024年07月07日

7月6日落語一門会

7月6日早起き。朝食、あまり喉を通らなかった。座布団を敷いて落語を一回稽古。電車乗り継ぎ日本橋。日本橋駅のD1で口というのは曲者で、D1~4方向へずっと歩いて行くとD4出口だけになってしまうのだ。昨年それで迷ったので今年はと思って行ったのだが、今年もまたわからなくなってD4から出てコンビニで聞いてなんとかたどり着いた。ぼちぼち亭一門会も今回で23回目。私はかなり休んでいるが、辞めずに続けてきた。薮伊豆総本店の3階の宴会場、座敷だが後ろの方には椅子席を設けている。辻信一文化人類学者、Azby Brown学者、清久春義会社役員、松谷冬太歌手、丸橋広実インド舞踊家、遠藤律子ジャズピアニスト、6名の弟子が参加した。一部二部で、弟子の落語、そして主任の古今亭菊千代師匠の落語。いつも、脳の中に覚えた大量の文字言葉が溢れて消えてしまわないか、楽屋で出番を待つ間不思議な心配をしている。しかし脳とは不思議、年とともに海馬が衰えるのでだんだん覚えるのが大変になるのだろうか。今回も実質3日で覚えた。やることがたくさんあってなかなか落語稽古にならない。いつものように着物小春家オーナーの着物専門家松谷晶子さんが着付けをしてくれる。晶子さんが着せてくれるとすっとまとまってそれで苦しくない。いつもありがたいと思っている。ギターの名手小畑和彦さんが来てくれた。小畑ギタリストは、落語会をやっている。今度松谷冬太歌手と3名で三人会をやりたいと話す。しんゆうの湊めいみさんが来てくれた。お二方、有難うございます。本番前の稽古で初めて高座に上がって咄をした。師匠「よくできました」この言葉をいただき緊張が解けた。いつもギリギリまでできていなくて師匠はどう思われているのだろう。

時開場満員御礼、小さい部屋で皆で開演を待つ。14時開演、私は3番目、待つ待つ。いよいよ出番、意を決して出囃子に乗ってそろそろと会場に入り高座に登り座布団に座って頭を下げてご挨拶、あたたかい拍手に勇気をいただき話し出す。「熊の皮」女房がかかあ天下の滑稽噺。細かい部分の言い回しをすっ飛ばした箇所もあったが、なんとかお客様に笑っていただき終了。座布団を返して、高座を降りて廊下に出て楽屋に帰る。今の20分近くの時間はなんだったのだろうと実感がない。ここが可笑しいところというところで笑いが来ず、ここで大笑いかという箇所があったり、本番でわかることがある。今回は流石に出演をやめようかと思った時点もあったが、お客様が来てくれるのと、今まで何回かお休みしているので迷惑になると、辞めるのをやめた。やって良かったと思う。師匠の噺は葉、雨降りになり傘を借りに来る人登場から始まる。ちょどその時外は雷雨でガラガラっと大きな雷が落ちた。華やかになった。途中早口でセリフを言う言い立てという箇所が出てきて、プロは流石のテクニックがあると納得。素晴らしい落語、廊下で拍手をした。終演後高座の下で写真撮影。打ち上げ親睦会は、2階の蕎麦屋さん。めいみさんと冬太さんと冬太さんと小学校同級生のお友達と同席。師匠と辻信一一門会発起人が隣に座って、師匠には寄席での噺の選び方などお聞きしてますますプロはすごいものだと、当たり前だが感動した。辻さんは最近ますます風貌が古参の落語家になってきた。

楽しい打ち上げお開き。色々お世話してくださったナマケモノ倶楽部の馬場直子さんに感謝。雨が上がった街を歩いてめいみさんと帰ってきた。帰りの電車でも久しぶりに色々話して良かった。楽しかったと言ってくれてお誘いして本当に良かった。また次回も、頑張りましょう。非常に疲れたが良い日だった。

遠藤律子ピアニスト、小畑和彦ギタリスト、松谷冬太歌手。

◎遠藤律子&小泉明子2ピアノ弾き語りライブは7月13日午後 大塚GRECOです。 

12時30分開店 13時30分開演「 MC:4300円季節の一皿付き

◎7月25日銀座Lounge ZERO Funky Ritsuco Version!夜ライブ

遠藤律子piano、Gusdtavo Anacleto sax、岩瀬立飛drums、

五十川博bass、佐藤唯史   percussion18時開店 19時開演 MC:4000円ご予約お待ちしています。このサイトのcontactからどうぞよろしくお願いいたします。

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