2024年05月19日

T&K SINGERSコンサート

5月18日

ちゃんと早起きできてまずは安心。

オイシックスの沖縄ソーキそば、緑茶、美生柑生搾りジュース。

早い電車に乗った野田が途中で止まってしまって焦った。

結局予定した時刻着で、早めに行くはずが残念だ。

板橋区文化会館大ホール。

T&K[ SINGERS  第52回コンサート。

吉田和雄drums、加塩人嗣sax&flute、山根幸洋bass、松下福寿keyboard。

早く来て楽器セット終了している。

少し待って、12時からサウンドチェック。

広い広い会場をステージから見る。

昼食お弁当。

その後、第一部と第二部のキッカケ確認リハーサル。

曲繋ぎや演奏開始の時のカウントやテンポチェンジ等を演奏して確認。

深澤茂行指揮者真剣、集中。ここが大事な時間だ。

バンドも各人、自分のやることを確認、時間ギリギリまでさらに良くなる努力をする。

コーラス42名の皆さん、お互いにチェック確認厳しくやっている。

指揮、コーラス、バンド、気合いが一体化してきた。

休憩。

衣装に着替える。

第一部はコーラス黒と聞いて、バンド男性は黒のシャツベストパンツ。

私は黒のスパンコールチュニックと黒パンツ、黒にシルバーの光るハイヒール。

控え室ではいろいろな話が出て、バンドらしい盛り上がり。

いよいよ時間。

18時開演、お客様大盛況お運び感謝。

第一部はジャズスタンダード。

前田憲男さんのアレンジの2曲が楽しい。

洒落ていて各人やることがシンプルで全体的にかっこいい。

コンテンポラリーなコードアレンジのスローとサンバは繊細なコード構成オンを間違えないように慎重に演奏する。

吉田和雄リーダーがテンポをタイトにキープして頼りになるドラム演奏、これを聴きながら両手首を柔らかくタメを作ってコードを弾くタイミングを正確にする。

山根幸洋べーシストはエレベとウッドベースを使い分けてしっかり元気な演奏。

松下福寿キーボード奏者はサウンドを変えながら華やかなメロディで曲を盛り上げる。

深澤茂行指揮者は曲間のお話が楽しく面白く、客席から拍手と笑いも起きて、私も大いに受けた。

おしゃれなスタンダードナンバーのコーラス、豪華だ。

休憩時間、急いで着替える。

コシノヒロコの赤いクシャクシャデザインのブラウス、ゴールドのスパンコールインナー、黒パンツ、ゴールドスパンコールのハイヒールはヒールが赤。

女性メンバーの赤い蝶ネクタイと合ってよかった。

第二部はラテンブラジリアン。加塩人嗣サックスフルート奏者参加。

加塩人嗣奏者は姿も伊達でミュージシャンの雰囲気最高だ。

演奏はフルートは貴賓あふれて繊細、サックスは情熱あふれるプレイでサックスらしい魅力満載。

吉田和雄ドラマーがラテンとブラジリアンのリズムの違い、そしてサンバのリズムの成り立ちを演奏しながら説明、興味深い話だった。

ブラジル名曲、男声と女声のコーラスなので、ボサノバはセルジオメンデスバンドのようなサウンドになって楽しい。

バンドの演奏もアドリブソロがいよいよ盛り上がってくる。

ラストナンバーはComga、キューバ出身のグロリアエステファンの歌。

グロリアエステファンのCD Mi Tiierraは一時毎日聴いていた。

この曲はラテンでも新しいリズムで、ラップの影響を受けているTimba的な曲だ。

Salsaブームの中で生まれた曲。

Salsaはキューバのリズムの曲をニューヨークに住むプエルトリコ人たちが新しくしてロックの影響も加えてダンスナンバーにした曲だ。

Salsaはスペイン語でソースのこと、Salsa Picanteはピリッと辛いソース。

こういうソースの料理を食べている人たちのダンス音楽がサルサだ。

ジャズコンコルドレコードのラテン的作品レーベルにコンコルドピカンテというのがあった。私はこのレーベルのCDをたくさん買って聴いていた。

モンティアレキサンダーはラテンピアニストではなくジャマイカが出身だが、このレーベルからアルバムを出している。

加塩サックス奏者のブローするアドリブと一緒に右手オクターブでサルサmontunoを一生懸命弾いた。

コーラス華やかに歌って大団円。

幕が降りて上がって拍手鳴り止まず、深澤指揮者感涙感無量。

私もその姿を見てほろっとした。

感激した。

深澤茂行指揮者はこのコーラスグループのメンバーでは一番古いメンバーで最初は歌そして指揮者になったそうだ。

熱い熱い心で音楽を楽しみ熱血面白そして時々厳しいコーラス指導。

いつも

広森アケミピアニストが音取りから始まってバンド音合わせに至るまでのリハーサルでピアノを弾いて、深澤指揮者の指導でコーラスができてくる過程を一緒に作ってきた。

そこからバンドが参加して音合わせ、私もピアノリハ参加、そしてゲネプロ、そして今日の本番と、コーラス、バンドそれぞれが努力して練習しながら問題点を改善してきた。

本番はやはり違う。

広い会場で、お客様がたくさん足を運んでくださって、音響、照明、舞台監督皆さんが盛り立てて下さるステージで衣装に着替えて歌い演奏する。

練習の上に成り立つことだが、本番で生まれるパフォーマンスがある。

ライブの醍醐味だ。

伴奏の私も非常に良い気分になり、ライブの盛り上がりがあったコンサートに楽しく参加させていただいた。

深澤指揮者、コーラス皆さん、吉田リーダーに感謝。

T&K SINGERSは来年4月26日に板橋区文化会館第ホールで、松下福寿バンドの伴奏で昭和100年記念の歌コンサートを開催する。

どうぞみなさんまたお運びください。

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