ディスコグラフィー

Discography

Cry Me a River

  1. Inquietacao(Ary Barroso)
  2. It Don't Mean a Thing(Duke Ellington)
  3. Cry Me a River(Arthur Hamilton)
  4. Wave(Antonio Carlos Jobim)
  5. Since I Fell for You(Buddy Johnson)
  6. Estate(Bruno Martino / Bruno Brighetti)
  7. Blue Bahia(Kazuo Yoshida)
  8. Andorinha(Antonio Carlos Jobim)
  9. Me Deixa em Paz(Monsueto / Airton Amorim)
  10. You'd be So Nice to Come Home to(Cole Porter)
タイトルCry Me a River / Toquio Bossa Trio
発売日2010年12月1日
品番OMCA-1136
発売元株式会社オーマガトキ、株式会社新星堂
販売コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
価格2,000円(税込)

レビュー

トキオ・ボッサ・トリオが結成されたのは2009年2月、デビュー・アルバム「エンジェル・アイズ」(Ahora KYCD-0901)は大好評。
今回、2作目「クライ・ミ-・ア・リヴァー」をリリース。コンセプトは1作目に引き続き、「ジャズとブラジルの名曲をブラジリアン・テイストで」。1960年から70年代にかけて盛んだったブラジルのピアノ・トリオは今、皆無。それを熱望する声が色々なところから聞かれる。そんな訳で、世界的にもこのピアノ・トリオの存在価値がある。

遠藤律子は左手から生み出す軽やかな、時には強靭なブロックコードに乗せて、ジャズで養った歌心を発揮、メロディに情感を込めて表現している。
若手ベーシストの山根幸洋は、年齢からは想像出来ないほどの落ち着きで、絶妙のフィルインと共に全体を包み込み、サウンドに柔らかさを与えている。
リーダー吉田和雄は選曲、リズム、サウンドなど、ブラジル音楽一筋にやってきた経験を全て注ぎ込んでプロデュース、ブラジルのレコード会社から名ドラマーミルトン・バナナの後継者としてオファーがあった本場仕込みのドラミングを聞かせる。
3人の個性の相乗効果で出来上がったこのトキオ・ボッサ・トリオのサウンドは、皆さんのお心に熱く響くことだろう。

録音データ

録音日2010年9月~10月
録音場所東京ドルチェ・ホール、サウンド・スクエア
編集、ミックス川越オウザック・スタジオにて
マスタリングパラダイス・レコード

演奏者

遠藤律子piano
山根幸洋bass
吉田和雄drs、モリンガ

クレジットリスト

プロデュース吉田和雄
録音吉田和雄
編集、ミックス吉田和雄
マスタリング佐藤正美(パラダイス・レコード)
カバーフォトYUSUKE
ライナーフォト小野隆彦
デザイン吉野幸子
Special thanks to石田哲郎、星見晴雄、小野隆彦、黄木綾子、土屋秀敏
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